【不妊検査】D3:ホルモン検査
前の記事からの続きです。
→妊娠した周期に行った不妊検査など
受けた検査はこちら。(全て4週期目の日にちです)
D3→ホルモン検査
D7→卵管通気検査
D10→卵胞チェック/頸管粘液チェック
D13→卵胞チェック/頸管粘液チェック
高6→ホルモン検査/AMH検査/子宮内膜の厚さ測定
【D3:ホルモン検査】
生理中に受けた血液検査です。
各項目は、
・プロラクチン
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プロラクチンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンのことで、女性の場合は妊娠・出産に大きく関わっています。
妊娠中は乳腺を発育させ、出産後は乳汁の分泌を促します。
妊娠していないのにプロラクチンが高値になると、排卵を邪魔することがあります。
妊娠中や授乳中(生理が止まる)に放出されるプロラクチンが、妊娠していないのに大量に分泌されてしまうことを高プロラクチン血症といいます。
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・LH
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LH(黄体化ホルモン)は、黄体形成ホルモン呼ばれるもので、成熟した卵胞を排出させるホルモンです。
卵胞にある卵子が成熟すると脳下垂体から分泌されます。
LHが大量に放出されるいわゆるLHサージ(LHピーク)になると24時間以内に排卵が起こります。
LHは、血液中だけでなく尿中にも排出されます。月経周期3~5日目に採血されます。
市販の排卵日検査薬は、この尿中のLH量を判定して排卵日を予測しています。
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・FSH
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FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵胞を刺激して発育を働きかけるホルモンです。
男性でも分泌されるホルモンで精子を形成するときに促進させる役割を持っています。
生理後から分泌されLHサージと共に若干の数値の上昇があります。黄体期には減少傾向となります。
黄体化ホルモン同様月経周期3~5日目に採血されます。
FSH・エストロゲン・AMH(抗ミューラー管ホルモン)の組み合わせで卵巣年齢を測定している施設もあります。
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・TSH
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TSHとは、甲状腺刺激ホルモンの略で、甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンの分泌を促します。
このTSHを調べたり、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンFreeT3やT4を調べて、甲状腺の機能が正常か調べています。
甲状腺の機能は、低下していても、亢進していても、不妊の原因となるようです。
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・エストラジオール血清(エストロゲン)
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女性ホルモンのうち、女性のからだにもっとも深くかかわっているのがエストロゲンです。
女性らしいからだつきをつくり、排卵・月経を起こして妊娠機能を維持するという重要なはたらきをしています。
さらに、骨、皮膚、粘膜、筋肉、関節、脳のはたらき、自律神経、感情の安定までもエストロゲンが大きく関係しています。
エストラジオールはエストロゲンを代表する成分で、女性ホルモン検査では、血中のエストラジオール値を測るのが一般的です。
エストラジオール(エストロゲン)値を測定することによって、卵巣機能の状態や更年期・閉経の可能性などがわかります。
エストロゲンの数値が基準値より低い場合は、卵巣機能が低下していることが推測されます。
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以下が私の検査結果の数値と参考基準値です。(参考基準値は卵胞期=生理中の数値を載せています)
・プロラクチン(基準値6.1~30.5 ng/mL)
→14.6 ng/mL
・LH(基準値1.8~10.2 mIU/mL)
→3.5 mIU/mL
・FSH(基準値3.0~14.7 mIU/mL)
→6.2 mIU/mL
・TSH(基準値0.4~4.0 mIU/mL)
→2.3 mIU/mL
・エストラジオール血清(基準値19.0~226.0 pg/mL)
→33.0 pg/mL
とりあえずこの時期のホルモン検査には異常がみられず一安心。
次回はD7に行った卵管通気検査です。
→妊娠した周期に行った不妊検査など
受けた検査はこちら。(全て4週期目の日にちです)
D3→ホルモン検査
D7→卵管通気検査
D10→卵胞チェック/頸管粘液チェック
D13→卵胞チェック/頸管粘液チェック
高6→ホルモン検査/AMH検査/子宮内膜の厚さ測定
【D3:ホルモン検査】
生理中に受けた血液検査です。
各項目は、
・プロラクチン
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プロラクチンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンのことで、女性の場合は妊娠・出産に大きく関わっています。
妊娠中は乳腺を発育させ、出産後は乳汁の分泌を促します。
妊娠していないのにプロラクチンが高値になると、排卵を邪魔することがあります。
妊娠中や授乳中(生理が止まる)に放出されるプロラクチンが、妊娠していないのに大量に分泌されてしまうことを高プロラクチン血症といいます。
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・LH
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LH(黄体化ホルモン)は、黄体形成ホルモン呼ばれるもので、成熟した卵胞を排出させるホルモンです。
卵胞にある卵子が成熟すると脳下垂体から分泌されます。
LHが大量に放出されるいわゆるLHサージ(LHピーク)になると24時間以内に排卵が起こります。
LHは、血液中だけでなく尿中にも排出されます。月経周期3~5日目に採血されます。
市販の排卵日検査薬は、この尿中のLH量を判定して排卵日を予測しています。
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・FSH
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FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵胞を刺激して発育を働きかけるホルモンです。
男性でも分泌されるホルモンで精子を形成するときに促進させる役割を持っています。
生理後から分泌されLHサージと共に若干の数値の上昇があります。黄体期には減少傾向となります。
黄体化ホルモン同様月経周期3~5日目に採血されます。
FSH・エストロゲン・AMH(抗ミューラー管ホルモン)の組み合わせで卵巣年齢を測定している施設もあります。
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・TSH
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TSHとは、甲状腺刺激ホルモンの略で、甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンの分泌を促します。
このTSHを調べたり、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンFreeT3やT4を調べて、甲状腺の機能が正常か調べています。
甲状腺の機能は、低下していても、亢進していても、不妊の原因となるようです。
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・エストラジオール血清(エストロゲン)
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女性ホルモンのうち、女性のからだにもっとも深くかかわっているのがエストロゲンです。
女性らしいからだつきをつくり、排卵・月経を起こして妊娠機能を維持するという重要なはたらきをしています。
さらに、骨、皮膚、粘膜、筋肉、関節、脳のはたらき、自律神経、感情の安定までもエストロゲンが大きく関係しています。
エストラジオールはエストロゲンを代表する成分で、女性ホルモン検査では、血中のエストラジオール値を測るのが一般的です。
エストラジオール(エストロゲン)値を測定することによって、卵巣機能の状態や更年期・閉経の可能性などがわかります。
エストロゲンの数値が基準値より低い場合は、卵巣機能が低下していることが推測されます。
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以下が私の検査結果の数値と参考基準値です。(参考基準値は卵胞期=生理中の数値を載せています)
・プロラクチン(基準値6.1~30.5 ng/mL)
→14.6 ng/mL
・LH(基準値1.8~10.2 mIU/mL)
→3.5 mIU/mL
・FSH(基準値3.0~14.7 mIU/mL)
→6.2 mIU/mL
・TSH(基準値0.4~4.0 mIU/mL)
→2.3 mIU/mL
・エストラジオール血清(基準値19.0~226.0 pg/mL)
→33.0 pg/mL
とりあえずこの時期のホルモン検査には異常がみられず一安心。
次回はD7に行った卵管通気検査です。

