12w5d 初期胎児ドック その1
つわり真っ只中でしたが12w5dに東京マザーズクリニックで初期胎児ドックを受けてきました。
初期胎児ドックを検討している方への参考にしていただければと思います。
初期胎児ドックとは所謂出生前診断になりますが、出生前診断に関してこれ!という正解はないと思います。
染色体異常が見つかったら中絶する為に受けるのか。
それとも受け入れる準備を整える為に受けるのか。
考え出したらキリがありません。
本当はNITP(新型出生前診断)を受けたかったのですが主に年齢的な問題で受けられず。
羊水検査は流産のリスクが多少なりともあるのと、受けられる時期が遅いなぁと。
足りない頭で熟考した結果クアトロを受けようと思い、妊婦健診の際に先生に相談してみるとどうも煮え切らない返事。
クアトロ陰性でも実際にうちの病院で21トリソミーの子が生まれてきた例があるとか、クアトロはあくまでも確率のみで確定診断ではないとか…。
そのあたりも自分で調べた上で相談したんですけどねー…。
クアトロ・羊水検査共に実施している産院だったので先生の反応に肩透かしを食らう。
そこで検査だけ他の病院で受けようと思い調べてみると初期胎児ドックという検査があるとのこと。
恥ずかしながら当時は初期胎児ドックの存在を知りませんでした。
そもそも初期胎児ドックとは?
簡単にまとめると、
------
【初期胎児ドック】
初期胎児ドックというのは、21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーという代表的な染色体異常3つのリスク評価を調べるもので、NT(Nuchal translucency, 胎児の首のむくみ)、母体の年齢、胎児の大きさ、胎児の脈の速さ、二つの血清マーカーの5つを組合せて、胎児が染色体異常や心奇形などのリスクが高くないかどうかを診断するものです。
【Nuchal translucency (NT)、鼻骨の確認(妊娠11週0日~13週6日)】
NT(Nuchal Translucency)とは妊娠初期に超音波検査で見られる、胎児の後頸部皮に存在する低エコー域を示します。
時にこの低エコー域を“むくみ”と表現することもありますが、このNTはどの胎児にも見られます。
通常よりもNTが厚い場合に、染色体異常や心形態異常、その他の病気の可能性が高くなるといわれています。
NT増加は、心臓の形態異常、頭頸部の血流うっ滞、リンパ系還流障害、胎児貧血などの機序で発生するといわれています。
また、NTの測定に加え、同時期の胎児の鼻骨の有無や、心臓房室弁逆流の有無なども、胎児の病気の可能性を示すものとして知られています。
【母体血清マーカー検査】
母体の血液中の物質を測定して、おなかの中にいる胎児がダウン症候群や 18-トリソミー、神経管閉鎖障害(二分脊椎)などの異常を持っているかどうかの確率を調べる検査です。
染色体異常の中で、ダウン症候群以外は超音波検査などである程度の診断が可能になってきていますが、ダウン症候群は絨毛検査あるいは羊水検査をしなければ診断できません。
従って、この検査はダウン症候群を心配される方が絨毛検査または羊水検査を受けるかどうかを決めるための情報を得る目的で行う検査です。
しかし、絨毛検査や羊水検査は、その検査によって流産や胎児が死亡するリスクが約 300回の検査に1人程度があります。
母体血清マーカー検査を行うことによって高齢出産であっても、ダウン症候群の可能性が低いことがわかれば、絨毛検査や羊水検査をしないことを選択することもできます。
また、若い妊婦さんが母体血清マーカー検査を受けた結果、リスクが高い場合には絨毛検査または羊水検査を受けるという選択も可能です。
この様にこの検査は、絨毛検査や羊水検査を受けるかどうかを妊婦さん自身が判断するための一つの情報となります。
------
上記の情報やその他の情報をさらに完結にまとめると、
・初期胎児ドックを受けるのに最適な週数は11週~13週の間(中でも12週がベスト)
・11週~13週の間に受けるので初期胎児ドックの検査結果によってさらなる検査(羊水・絨毛)を受けるかどうかの検討が可能
・胎児に染色体異常があると首の後ろのむくみ(NT)が厚くなる(※むくみ自体はどの胎児にもみられる)
・NTの厚さが3mmの場合、染色体異常がある確率は3~4%
・胎児に染色体異常がある場合、鼻骨の形成が12週前後では確認できないor形成が遅れている
・エコーと血清マーカーを併用することでクアトロより精度の高い検査になる
・羊水検査や絨毛検査と違い流産のリスクが無い
・年齢制限無し
・検査にかかる金額は病院によって差がある(2万~10万)
・受けられる病院がかなり少ない
・早い段階で予約を入れないと受けられない
こんなところでしょうか。
下の二つがネックでしたねー。
初期胎児ドックを受けようと思ったのが10週後半で、そこから病院探し→問い合わせ→予約埋まりで撃沈、を幾度と繰り返しました。
ようやく予約が取れたのが東京マザーズクリニックでした。
次回からは東京マザーズクリニックで受けた初期胎児ドックについて詳しく書いていきます。
初期胎児ドックを検討している方への参考にしていただければと思います。
初期胎児ドックとは所謂出生前診断になりますが、出生前診断に関してこれ!という正解はないと思います。
染色体異常が見つかったら中絶する為に受けるのか。
それとも受け入れる準備を整える為に受けるのか。
考え出したらキリがありません。
本当はNITP(新型出生前診断)を受けたかったのですが主に年齢的な問題で受けられず。
羊水検査は流産のリスクが多少なりともあるのと、受けられる時期が遅いなぁと。
足りない頭で熟考した結果クアトロを受けようと思い、妊婦健診の際に先生に相談してみるとどうも煮え切らない返事。
クアトロ陰性でも実際にうちの病院で21トリソミーの子が生まれてきた例があるとか、クアトロはあくまでも確率のみで確定診断ではないとか…。
そのあたりも自分で調べた上で相談したんですけどねー…。
クアトロ・羊水検査共に実施している産院だったので先生の反応に肩透かしを食らう。
そこで検査だけ他の病院で受けようと思い調べてみると初期胎児ドックという検査があるとのこと。
恥ずかしながら当時は初期胎児ドックの存在を知りませんでした。
そもそも初期胎児ドックとは?
簡単にまとめると、
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【初期胎児ドック】
初期胎児ドックというのは、21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーという代表的な染色体異常3つのリスク評価を調べるもので、NT(Nuchal translucency, 胎児の首のむくみ)、母体の年齢、胎児の大きさ、胎児の脈の速さ、二つの血清マーカーの5つを組合せて、胎児が染色体異常や心奇形などのリスクが高くないかどうかを診断するものです。
【Nuchal translucency (NT)、鼻骨の確認(妊娠11週0日~13週6日)】
NT(Nuchal Translucency)とは妊娠初期に超音波検査で見られる、胎児の後頸部皮に存在する低エコー域を示します。
時にこの低エコー域を“むくみ”と表現することもありますが、このNTはどの胎児にも見られます。
通常よりもNTが厚い場合に、染色体異常や心形態異常、その他の病気の可能性が高くなるといわれています。
NT増加は、心臓の形態異常、頭頸部の血流うっ滞、リンパ系還流障害、胎児貧血などの機序で発生するといわれています。
また、NTの測定に加え、同時期の胎児の鼻骨の有無や、心臓房室弁逆流の有無なども、胎児の病気の可能性を示すものとして知られています。
【母体血清マーカー検査】
母体の血液中の物質を測定して、おなかの中にいる胎児がダウン症候群や 18-トリソミー、神経管閉鎖障害(二分脊椎)などの異常を持っているかどうかの確率を調べる検査です。
染色体異常の中で、ダウン症候群以外は超音波検査などである程度の診断が可能になってきていますが、ダウン症候群は絨毛検査あるいは羊水検査をしなければ診断できません。
従って、この検査はダウン症候群を心配される方が絨毛検査または羊水検査を受けるかどうかを決めるための情報を得る目的で行う検査です。
しかし、絨毛検査や羊水検査は、その検査によって流産や胎児が死亡するリスクが約 300回の検査に1人程度があります。
母体血清マーカー検査を行うことによって高齢出産であっても、ダウン症候群の可能性が低いことがわかれば、絨毛検査や羊水検査をしないことを選択することもできます。
また、若い妊婦さんが母体血清マーカー検査を受けた結果、リスクが高い場合には絨毛検査または羊水検査を受けるという選択も可能です。
この様にこの検査は、絨毛検査や羊水検査を受けるかどうかを妊婦さん自身が判断するための一つの情報となります。
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上記の情報やその他の情報をさらに完結にまとめると、
・初期胎児ドックを受けるのに最適な週数は11週~13週の間(中でも12週がベスト)
・11週~13週の間に受けるので初期胎児ドックの検査結果によってさらなる検査(羊水・絨毛)を受けるかどうかの検討が可能
・胎児に染色体異常があると首の後ろのむくみ(NT)が厚くなる(※むくみ自体はどの胎児にもみられる)
・NTの厚さが3mmの場合、染色体異常がある確率は3~4%
・胎児に染色体異常がある場合、鼻骨の形成が12週前後では確認できないor形成が遅れている
・エコーと血清マーカーを併用することでクアトロより精度の高い検査になる
・羊水検査や絨毛検査と違い流産のリスクが無い
・年齢制限無し
・検査にかかる金額は病院によって差がある(2万~10万)
・受けられる病院がかなり少ない
・早い段階で予約を入れないと受けられない
こんなところでしょうか。
下の二つがネックでしたねー。
初期胎児ドックを受けようと思ったのが10週後半で、そこから病院探し→問い合わせ→予約埋まりで撃沈、を幾度と繰り返しました。
ようやく予約が取れたのが東京マザーズクリニックでした。
次回からは東京マザーズクリニックで受けた初期胎児ドックについて詳しく書いていきます。

